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【About Me】

liamまたはカサハラヒデツグ VOCALOIDを使ったり使わなかったりしながら音楽制作中。自主レーベル「No Money No Honey」主宰。出自の違うキャッチーなもの同士が結び付いたときに生じる歪みが好きです。


(New!)
HP作りました。アルバム通販やお知らせ、制作依頼などについては、こちらからどうぞ。
No Money No Honey - KASAHARA Hidetsugu

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(2012.4.28)
・2nd solo album with VOCALOID「Bedroom Pop N' Roll」Out Now!
■自家通販やってます。
詳しくは→アルバム詳細ページ

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どうして

我々は体長1cmにも満たない蚊とかいう生き物を潰すのにああも力一杯手を打つのだ。もっと軽く打ったほうが確実に仕留められるというのに。あの痒み、耳に残る不快な飛翔音に恨み骨髄だからか。今日も取り逃がした。

nasu.jpg今日の夕食は茄子とベーコンのパスタ。みたまんま。茄子は油を吸いまくるので、どの程度のオリーブオイルが適量いつも悩む。そして油を入れすぎる。本に書いてある分量だと少なすぎる気がするのだが。

3月まで在籍していた会社の創立10周年だかなんだかのプレゼントで頂戴したカタログから選んだフライパンがすごく使いやすい。






毎月買っているサウンド&レコーディング・マガジンだが、今年発刊のものから確実に誌面が薄くなった。内容じゃなくてページ数が。やっぱ紙媒体売れないのかなー。付属CDなどは変わらず充実しているので文句はないけどさ。

今月号のTENORI-ON特集にはジム・オルークの素晴らしい演奏映像が付いてきたが、あまりに手慣れた動きで何をどうやってるのか全くわからん。

これがTENORI-ON。ご立派なお値段です。

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ディレイ

timeless_small.jpgメインのシーケンサーはProToolsであります。シーケンサーとはドラムやらヴォーカルやらの音を時間軸に沿って記録していくものなんですが、われわれはそこに記録しつつエフェクトという音を変にしたり豪華にしたりするものを使って曲を仕上げるのです。

そのエフェクトの一つとして、ディレイというやまびこみたいなものがあるのですが、業界標準ソフトProToolsに付いてくるディレイは全くもって質実剛健、スカしたところなど欠片もありません。ポップスの作曲家を標榜しているくせにすぐピーとかガーとか言わせたくなるおれにとってはいささか真面目すぎるので、
FabfilterというメーカーのTimeless(画面)というディレイを使っております。

こーいう音が


こーなったり


左右のチャンネルをそれぞれ別の数値にしてこうもなったり


するのがディレイですが、Timelessを使うと更にこうなったり、


挙句こうもなったり


してしまいます。段々と所謂「音楽」という必然性から外れていってますが、侮るなかれ。作曲の苦しみからの逃避と称されるこうした実験の数々も、まわりまわって自分自身のカラーリングの一つとなるからあら不思議。そう自分に言い聞かせ、今日もパソコンにブーとかゴーとか言わせてご満悦なおれなのでした。
ついでに、
3/26の記事に記したカヴァー曲のファイルも上げておきます。未聴の方はぜひ一度ご賞味あれ。

初日

社長生活一日目。仕事の話はいくつか打診されているけど、先の案件ばかりなのでむしろ無職一日目、と言ったほうが正確。いや、でもやっぱり社長一日目だ!と言い張っておく。ハッタリは重要である。

080401_small.jpg
駅前に陣取る、女子サークル員を勧誘しに来た大学生の間をすり抜け、スタバで朝食。毎日やったら確実に破産する。勤務時間は10:00~19:00に決定した。シエスタ付きが自慢の我社である。

16:00頃まで、テストも兼ねて自前の映像を制作。カメラで撮った映像を16分割したりひっくり返したりぐにゃぐにゃにしてみたり、リクエストされないであろうことばかりをひたすらに試みる。うわー楽しー。でも映像ソフトの描画が遅い。が、今日届いた健康保険の請求書類が、新しいパソコンを買う余裕などちーともありませんことよ、と教えてくれた。ちぇ。

で、その後歌ものの作曲。巷の曲と比較するに、どうもおれの曲のメロディーにはドレミファソラシドの「シ」が圧倒的に少ないらしい。「シ」がしっくりくる和音を結構避けている。そして音符が多い。おれの歌もの原体験が80年代のビルボードTop40だからか、テキトーに口ずさむメロディーは英語に近い似非言語であることが常なので、きっとそれが理由。日本語ポップスを作る際には注意せねばいけん。癖は武器にもなるから悪いことではないけどね。

おれの中での最強ポップスのひとつ。映像はひどい。あんまりだ。


hanataba.jpg退職時に花束を頂戴しました。機材ばかりの部屋に飾ると、殺風景な部屋も空気が変わる気がするから不思議である。床以外に置く場所がなくて済みません…。

「すぽると!」の女子アナが本田朋子に替わってちょっと嬉しい。





作業日誌

1/5(土)

超ペンディングになっている曲にようやく手を付ける。ピアノとアコースティック・ギターのフレーズをバラし、再配置して絡みあうように、が核の曲。和声的にどうなっているのかは最早さっぱりわからない。いや、一度は解析したのだが、それに従ってフレーズを足していくとちーとも面白くなくなってしまったので、わけのわからんままに作業を進めることにした。

で、この日は一部ベースの録り直し。大きく2パートに分かれるこの曲、後半部のベースを録る際にベースの音色を変えてしまったので、前半部の辻褄をあわせなければならないのだ。

フレーズは変えないつもりだったのだが、やっているうちに変えたくなったので一部差替えながら指引き。ヘタすぎて音の輪郭が全然揃わない。編集しながら、牛歩のように作業をすすめる。乾燥と寒さで指先が月の地表のようになっているため、すげー痛い。

この日は、ベースを録り終えた時点で作業終了。夕食は自作ペペロンチーノ。国産のニンニクは、中国産と比べて一個あたりの値段が約10倍である。

23:00頃に少しだけランニング。本当に少しだけ(15分)。ビールを飲んで寝る。


1/6(日)

昨日と同じ曲。10:30から始めるつもりだったが、寝坊して12:00スタート。後半パートに、メインのリズムとは別のリズムを差し込む。複数のリズムでだんだんぐちゃぐちゃになっていきながら一気に収束、というリズムのドミナント・モーションを目論む。

メインが生ドラムの音源なので、差異をつけるべく身近なものでキットを組む。オリーブオイルの空瓶、缶コーヒー、枕、カーペット、カリンバ(の胴体部)を箸と笛で叩く。うん、ダメ。つまんない。リズムを色々と変えてもダメ。あきらめて音源を使用することにする。が!もう一つプラグインを立ち上げたところでPro Toolsのパフォーマンスが劣悪に。マシンのスペックを超えたらしい。一度書き出して別ファイルでの作業を試みるが、パフォーマンスは戻らず。諦めて昼食に出かける。麻布茶房の「五目あんかけ焼きそば」を食した。

パフォーマンスは再起動で回復したので、気を取り直して作業再開。いくつかの音色を試した後、ブレイクビーツっぽいスネアのある音色にて打ち込み開始。たまにはMIDIの一括編集でもしてみよう、とコマンドを駆使するが、良い結果は得られず。結局ほとんど手作業で編集した。ちなみにいじったのはほとんどヴェロシティのみ。

この時点で空は真っ暗になる一歩手前ぐらい。猛烈な睡魔に負けて少し昼寝、その後夕食。ネットで少し調べ物をしていたら、あっという間に夜中になってしまった。よって、この日の作業はなし崩し的に終了。リズムの作業はいちおう完了した。この日もビール飲んで就寝。

残るはアコースティック・ギター/トランペット/サックスの、フレーズ決め/録音(管は打ち込み)/編集。長さは曲の3割程度。そしてミックス。全体像の把握ゼロから始める作曲はこれで終わりにしたいものである。

Broken

色んな意味でサイクルが上手く廻らなくなってきたので、打破する方策を練ったり練るフリをして水炊きを食したりしておたら、いつの間にか最後の更新から一ヶ月も経っていた。きびきび更新する気は最初からないが、毎日若干名の方がチェックしてくれているようなので、ちょっと申し訳ないキモチ。さすがにほったらかしすぎました。
お詫びに新曲「Broken」を。プラグインをいじって遊んでいたらだんだんと楽しくなってきたので、そのままギターとハーモニカで味付けしました。フィードバックとセルフ・サンプリングによるフォークソング。



意図した抑揚とポップさには今一歩届きませんでしたが、数時間で曲を作ることなど皆無なので、直情的かつルーズな感じが気に入っています。オヴァルの凄さが今更身に染みる、2007年の年の瀬であります。

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