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【About Me】

liamまたはカサハラヒデツグ VOCALOIDを使ったり使わなかったりしながら音楽制作中。自主レーベル「No Money No Honey」主宰。出自の違うキャッチーなもの同士が結び付いたときに生じる歪みが好きです。


(New!)
HP作りました。アルバム通販やお知らせ、制作依頼などについては、こちらからどうぞ。
No Money No Honey - KASAHARA Hidetsugu

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(2012.4.28)
・2nd solo album with VOCALOID「Bedroom Pop N' Roll」Out Now!
■自家通販やってます。
詳しくは→アルバム詳細ページ

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お久しぶりです

長らく放置していて済みません。ここしばらくテンションの振幅が宜しくない感じだったので、碌なこと書かないだろうなーと思い距離を取っていたらいつの間にか3ヶ月近くも経ってしまいました。ちょっと今色々な意味で転機に差し掛かっていて、自分の中での光明が少しだけ見えてきたところです。

で、鬱屈していた中で一つだけ進行していたことがあるのでお知らせを。

5/17に行われる「THE VOC@LOID M@STER 8」に、サークルOut Wave Clusterのメンバーとして参加することになりました。アルバムタイトルは『Greatest misses』、楽曲1つとアートワークを担当しています。

メンバーは、主宰のhrさんほか、キャプテンミライさんろくがつ(ここ狭いP)さんテンネンさんwintermuteさん夢見るPさん、l.i.a.m.の計7名。個人的にも好きな方ばかりで軽く緊張しながら曲を書いてましたが、既に入稿は終了しており、今はマスタリングの上がりを待っているところ。専用ブログも立ち上げたので、よかったら右のバナーから飛んでいってみて下さい。

音源の公開時などに、またここで告知したいと思います。では!

久しぶりに書くと固いなー。
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フレッド・フリス@六本木Super Deluxe

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閑散とした大江戸線で六本木へ向かう途中、隣に座るちょっと小太りの青年がやおら立ち上がり、ガラス扉に映る自分の髪型・腰のパンツのずり落ち具合・ポージングを各2回ほどチェック。彼にとっては六本木とは、勝負に行く場所なのでしょう。すれ違う人全てが自分を値踏みしているような気持ちで一杯だったオノレの15~6の頃を思い出し、「がんばれよー」と心の中で呟きました。今となってはいくらで見積もられようが別に構わないのですが。

前回エントリの予告通り、フレッド・フリスを観に行ってきました。お目当てだった我らが横川理彦大先生は何故か出演せず、フレッド・フリス(Gt)、大友良英(Gt)、アマッド・コンパオレ(Ds)による即興で演奏が進行。正直言って、演奏開始当初は「あー即興って大体こういう肌触りだよねーそれもいいよねー」というスカした感じで観ていたのですが、時間が経つにつれ、“大友さんが主導権を握り、アマッド・コンパオレがそれに呼応。フレッド・フリスがそこにふわふわと乗っかっている”図式の演奏にぐいぐいと引き込まれていきました。白状します。ちょっと即興なめてました。相手に反応する/無視する/場面を切り替える、という即興演奏が進行する大まかな要素が、手練ならではの反応速度と豊かな音色で繰り広げられていくさまは正に圧巻。特にアマッド・コンパオレのおよそ即興らしからぬアッパー気味のドラミングが演奏を一層キャッチーなものにしていました。押し際&引き際も実に見事で、誘ってくれた友人トランペッターKくんには改めて感謝感謝です。いやーいいもの観た。

とっくに明けました

年末に冗長で自己愛溢れるエントリを書いておきながら翌日に「あけましておめでとうございます!」もねーだろう。と思っていたのですが、日増しに強まる今更感の下、新年一発目のエントリは日を追う毎に描き辛くなり。という訳で皆様、今さらですが明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。

お詫びがてらに新曲「steps」をお披露目!サイン波とホワイトノイズでリズムを構築、という手垢にまみれた手法を用いた軽々しいインストであります。よろしくどうぞー。

[VOON] steps

MySpaceのほうにも上げようとしてるんですがエラーばっか出る…。つーかーいーにーくーいー。でもトラフィックは多いんですよね。。

【追記】MySpaceに一旦は上げられたのですが、どうも再エンコードがかかるらしく、リズムに使っているサイン波がひっどいノイズへと無残な変貌を遂げていたので削除しました。使えねー!

「サウンドカフェ・ズミ」

セッション仲間のTくんの誘いで、「サウンドカフェ・ズミ」という、ものすごく乱暴に言うと“ジャズを中心とした即興音楽のレコードを良い音で聴かせてくれるカフェ”へ行ってきました。多少聴きはするもののジャズ門外漢。のおれとしては、キーワードの一つ一つに軽くびびりながら入店したのですが、博識かつフレンドリーな店主の泉さんは、僕の(ジャズファンにとっては)あほみたいな質問にも話をあっちゃこっちゃに飛ばしながら丁寧かつ楽しそうに答えて下さったので非常に有難かった&楽しかったです。

うっかり「音楽…」とか口を滑らせた食品卸か何かの営業と思しき兄ちゃんにジョン・ケージを熱く語り、結果兄ちゃんドン引きしながらも愛想笑い。というのは非常に美しい構図でした。誘ってくれたTくんありがとう。

で、すげー今更ですが11/30に「THE VOC@LOID M@STER」というイベントに行ってきました。参加層の見えなさに不安を覚えつつも、恥ずかしいから書かないけどちょっとした目的があったこと、そして「違和感のある場所に行けば面白いことが起こる確率が高い」という大好きな吉野朔実のマンガの台詞、この二つに支えられながら旅立ったおれ。電車で。結果、おなか一杯になるほど色々な人に出会うことができ、おれ的大収穫祭、な感じでした。ボカロのイベントに行ってボカロ関係ない曲を作るモチベーションをもらってくるのは我ながらどうかと思うけどさ。
今は自分用のインスト曲と友達と演る用のエレクトロなトラックを2本立てで作ってます。中身の割りに首を捻ってる時間が長いので、もうちょっとおりゃー!どっせーい!みたいな感じでトラックをガシガシ埋めていきたいです。

久々に書くと長い。

内心の

ベクトルだけに従って曲を作ると所謂歌ものポップスからはかなーり逸脱するため、ボカロで曲を発表するときは聴きやすかろう方向に自分をブーストしつつ自我も残しつつというスタンスを取っていたのですが、そのブーストの軋みに気付くにつれ次第にボカロの曲を余り聴かなくなりつつある自分がいます。

で・す・が!



前作「hitori ni narutoiukoto」でポストロックを思わせる軽快なグルーヴを披露していたkousさんのこの新曲には完全にノックアウトされました。ライトな音色に纏わりつくノイズが醸し出す不安定さからBメロの轟音ギター、そして曲末のギターソロ!圧巻です。沢山の人に聴いて欲しい。

そしてお気に入りをもう一つ。



とち-music boxさんの作品3つを纏めたもの。どの曲も、一聴して覚えられるようなキャッチーなメロディではないのですが、ボカロを一つの楽器と見立てた凄く刺激的なアンサンブルです。自分のベクトルに関して大いに考えさせられる作品でした。

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