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【About Me】

liamまたはカサハラヒデツグ VOCALOIDを使ったり使わなかったりしながら音楽制作中。自主レーベル「No Money No Honey」主宰。出自の違うキャッチーなもの同士が結び付いたときに生じる歪みが好きです。


(New!)
HP作りました。アルバム通販やお知らせ、制作依頼などについては、こちらからどうぞ。
No Money No Honey - KASAHARA Hidetsugu

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(2012.4.28)
・2nd solo album with VOCALOID「Bedroom Pop N' Roll」Out Now!
■自家通販やってます。
詳しくは→アルバム詳細ページ

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粘着

昨日は友人ミュージシャンたちと、ドラム・ベース・キーボード・トランペット・ヴァイオリン/ディジュリドゥ・ギター(おれ)の編成でセッション。このメンバーでやるのは2度目なので、前回の良かったところを思い出しながら演奏。“音を外す”という概念を極力排除してやっているので、自ずとフリーキーな演奏になる。地面は見えているけどずっと浮いている感じ。心地良い。

で、そのキーボーディストが以前作ってくれたコンピに入っていたアリス・コルトレーン「Ptah, the El Daoud」がとても素晴らしかったので、@TOWER.JPで検索。発見。以下抜粋。
4988005372062.jpg
 『プタ、ジ・エル・ダウト』アリス・コルトレーン

 レーベル:Impulse
 録音:1971年





   (中略)

<パーソネル>
アリス・コルトレーン(p, hp)、オーネット・コールマン(as)、ジョン・ブレアー(vln)、ジミー・ギャリソン(b)、ジャック・デジョネットリ(ds)、他
…「ネットリ」?
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遅い

遅いどころではありませんが、当ブログを御覧の皆様、明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。

元旦に久々の本格的な風邪を引き、殆どの時間を布団の中で過ごしておりました。音楽も全然聴かず。外界からの強制リセット通達。久しく会っていない友人に再会したような感じでした。合間にちょっとずつ前年の掃除の続きをしていましたが、整理している本だの漫画だのをいちいち読んでしまうのは時間のロスと分かっていても楽しいものです。

TOBU_S_1.jpg
 飛ぶ教室

 著者:エーリッヒ・ケストナー
 訳者:山口四郎、桜井誠
 出版社:講談社








児童文学ですが、大人になってから読みました。誇り高い少年たちの、小さなクライマックスが折り畳まれた物語。子供の頃に出会っておきたかったけれど、大人だったからこそきちんと咀嚼できたのかもしれません。

で、あとはずっとこれ観ておりました。

eureka_seven.jpg
 交響詩篇エウレカセブン

 原作:BONES
 監督:京田知己
 発売元:バンダイビジュアル








おもしろかったです。すごい甘酸っぱいけど。

掃除中

28日に原宿「さつまや」にて2006年のラスト忘年会を決行。素晴らしく美味しい料理の数々に舌鼓を打ちつつ存分に飲み、喋り、翌日ものの見事に風邪を引いた。29・30日と休養に当て、大晦日に模様替えを含む大掃除を始める。ノー・プラン・オブ・マイ・ライフ。終わらないのは織り込み済みである。
116755.gif












で、このブログ。当初の目的を果たせず、誰にも告知しないプレオープン状態のまま2006年を終えることになってしまいました。にもかかわらず数名の方に見て頂けているのは大変有難いことです。直接の知り合いの方々、またそうでない方々、本当にありがとうございました。来年もまた皆様にとって素晴らしい年でありますよう陰ながら祈っております。

ドラゴンズの日本一も祈っております。

ノー・ミュージック

仕事帰りにIKEAへ。目指すは床にモノ(主にCD)を置く生活からの脱却である。

116714.jpgハードコアな方向音痴ゆえ、余りにだだっ広い店内を半パニックになりながら探索探索。ショールームがパズルのように組み合わさる店内はとても魅力的なので、そこかしこに寄り道をする。迷う。戻る。戻れない。

結局、塔状のCD棚を3つとアルミ製のシェルフを購入。展示フロアと陳列フロアが異なるため、大モノはフォークリフトちっくな台車を使ってほぼ倉庫(写真)なスペースから自力でとってこなければならない。まー安いからいいや、そのくらいやるよ。と思いながら会計していたら、送料だけがヒステリックに高くてびっくらこきました。ちくしょーガマンしてやるよ。


数日前にモールスキン(モレスキン、の方が言語に近い読みとのこと)の手帳を購入した。浅ましくも巨匠にあやかるのだ。シーケンス・ソフトとにらめっこしても思考は硬化するばかりなので、書くことによって思考を導き、顕現させたい。レッツ・ゲット・フィジカル。ちょっと違うな。

読書ひさびさ

しばらく活字からは離れていたのだが、久々に2冊読了。

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 ガウディ~建築家の見た夢

 著者:フィリップ・ティエボー
 監修:千足伸行
 訳者:遠藤ゆかり
 出版社:創元社






雑誌「+81 voyage ~ Barcelona issue from Spain to Morocco」で見た、バルセロナ現代建築のユニークな造形とグラフィック・デザインのヴィヴィッドな色彩が余りに印象的であったため、その源泉を知る意味で。また超有名な人なのにおれよく知らないし。古本だから安いし。といった理由たちがないまぜになって購入。カタカナが苦手なので、どれがカサ・バトリョでカサ・ミラだか覚えられず進んで戻ってを繰り返しながら読了。“ガウディ初級”的な丁寧な解説文は、建築音痴(だいたい何でも音痴だけど)には非常にありがたい。何より、
クネクネとした鮮やかな曲線を描く建造物の写真がどれもこれも素晴らしく。建造物の造形には中にいる人の構成要素を変える力があると思うので、そこまで味わえないのは残念なれどこればっかりは行かないとね。

写真が美しいこのシリーズ、読みにくい翻訳だけはいただけない。

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 城

 著者:フランツ・カフカ
 訳者:前田敬作
 出版社:新潮社








言わずと知れたクラシック。だが、カフカの面白さは説明し辛い。というか、自分でも何が面白いんだか良く分かっていない。その世界が明らかにおかしなスタンダードに縛られている、という点で「流刑地にて」(短編集に収録)に近いが、主人公である測量士・Kは、そのスタンダードにあの手この手で対抗しようとする点で異なる本作。当地のルールによって奪われた職と存在を再獲得しようとKは“城”の不義を訴え、なじり、取入ろうとするが、策を講じるほどに彼もまた“城”の一部になっていくのだ。城とK、という対立軸が徐々にマーブルになってゆき、全てがぐずぐずと狂っていく感じが心地よい。それがカフカの面白さか、と言われると自信ないけど。

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